キタハティーンプロジェクト

中高生演劇ワークショップ

8月13日(火)~25日(日)中高生演劇ワークショップを開催します

今年5月に生まれたばかりのジョブキタ北八劇場で、一緒に演劇を作りませんか?オーディション合格の皆さんには、ワークショップへの参加、そして実際に演劇をつくり、公演にも参加していただきます。劇場の舞台に立って、演劇をつくること、演じることの魅力を、ジョブキタ北八劇場で体感してみませんか?

⚫︎ワークショップ日程:2024年8月13日(火)〜25日(日)

⚫︎会場:ジョブキタ北八劇場

⚫︎講師:イトウワカナ(劇作家、演出家、衣装スタイリング、intro代表)

⚫︎監修:納谷真大(ジョブキタ北八劇場芸術監督)

⚫︎参加者:事前オーディションに合格された中学生・高校生

⚫︎参加費:無料

講師 イトウワカナよりメッセージ

中学生、高校生のみなさん、こんにちは。
このワークショップ公演の演出をします、イトウワカナといいます。
わたしは中学生から劇をはじめました。高校生になってもやりました。そのあともなんだか楽しくってずっと続けています。生まれも育ちも札幌ですが、今は、大阪に住んでいます。大阪でもお芝居をつくっていますよ。もちろん、変わらずに札幌でもつくっています。
ジョブキタ北八劇場というあたらしい劇場が今年、札幌に誕生しました。こけら落としと呼びますが、この劇場での初めての劇が上演されていますね。観たひともいるかもしれません。これから、たくさんの劇が上演されて、たくさんのお客様がいらっしゃるんだなぁと考えると、とても嬉しくなります。
大阪弁では、あたらしいもののことを、「さら」とか、「さらぴん」と言います。ジョブキタ北八劇場は、そう!「さら」です。まだ、まっさらな劇場です。これから、長い時間をかけて、この場所におとずれる人たちのいろんな色で、どんどん劇場がカラフルになっていくのでしょう。
さて、今回のワークショップ公演は、約2週間、まだ「まっさら」なジョブキタ北八劇場で劇をつくります。お稽古も、本番も、すべて劇場でやります。これは、とっても特別なことです。
初めて会うみなさんと、あたらしい劇場で劇をつくるのですから、私もまっさらな気持ちで取り組みたいと思います。みなさんも、まっさらな気持ちでぜひ来てください、ん?まっさらな気持ちってなんでしょう。あたらしい気持ちのことでしょうか。あたらしいものに出会うときの気持ちでしょうか。うーん、なんだろう?言葉にするのはちょっとむずかしいですね。
でも、演劇はあたらしい自分の気持ちとたくさん出会う場だと思います。知らなかった気持ち、なったことのない気持ちがたくさんあなたにやってきます。そのたびに、びっくりするかもしれません。ちょっとこわいかもしれません。でも、あたらしい気持ちに出会うことは、とっても楽しいことですよ。そうやって、ひとつひとつ確かめながら、劇をつくりたいなと思っています。
自信がないなぁ、とか、セリフが上手に言えないかもしれないなぁ、とか、知らないひとばっかりかもなぁ、とか、不安な気持ちもあると思います。
でも、「ちょっとやってみたいな」と思ったのなら、それはあたらしい場所への第一歩です。あれ?ひょっとしたら、それが「まっさら」な気持ちの根っこかもしれませんね。
もちろん、劇大好き!なひとも来てください。私も劇が大好きです。もちろん、演劇部に入っていなくても大丈夫です。ちょっとでもやってみたいなと思ったら、ぜひオーディションに来てください。
あとひとつ、大事なことを忘れていました。この劇は、ピカピカまっさらなジョブキタ北八劇場ではじめて、中高生だけが出演する劇です。どう?やってみたくなりませんか?
私はとてもわくわくしています。一緒に、劇をつくりましょう。たくさんの中高生のみなさんと出会いたいと思っています。

イトウワカナ

監修 納谷真大よりメッセージ

昨年の8月、北八劇場のオープンに向けて、3日間の中高生ワークショップを開催しました。そして今年5月、ジョブキタ北八劇場がオープンして、イトウワカナさんと一緒に、プロの舞台俳優を札幌に生み出すために、若者たちの育成を本格的に始めていきます!

今回は約2週間、イトウワカナさんを中心に、演劇漬けの日々を仲間と共に過ごし、最後はワークショップ公演という形で、観客の方々に観てもらいたいと考えております。

新しく生まれた劇場での、新しい才能との出会いを、心から楽しみにしておりますっ!!

納谷真大

イトウワカナ(劇作家、演出家、衣装スタイリング、intro代表)

ワークショップ講師

イトウワカナ

2006年よりintroを開始。「札幌演劇の奥のほう」をスローガンに活動。文字通り「札幌演劇の奥のほう」としてコアな支持を受ける。 2018 年札幌演劇シーズン参加、再演「わたし-The CASSETTE TAPE GIRLS DIARY-」で 960名の観客動員を記録。 奇抜なポップ感覚と独特のリズム感覚でファンタジーとリアルの同居する世界観を繰り広げる。家族の普遍的な会話劇の劇作傾向と、コンテンポラリー演劇と評されるアグレッシブな身体表現による演出傾向が持ち味。2019年より大阪へ移住。2020年、万博設計に書き下ろした「砂利はポルカで踊る」が第28回OMS戯曲賞最終選考ノミネート。

オーディション概要

対象】中学生・高校生

演劇経験は不問です。※参加について、保護者か学校の先生の許可をもらってください

8月13日(火)~25日(日)までのジョブキタ北八劇場でのワークショップと発表公演に参加可能な方

オーディション日程
2024年7月6日(土)13:00〜18:00

オーディション
2024年7月7日(日)15:00〜18:00

6日のオーディション合格者のみWS

オーディション会場】カタリナスタジオ

(札幌市北区北10条西2丁目18番地1)

オーディション定員】50名

参加費】無料

オーディションお申し込み

【締切】2024年6月30日(日)消印有効

写真と簡単な経歴書をお申し込みフォームか郵送でお送りください。


①お申し込みフォームとメール(写真送付)

※先にフォームでのお申し込みを頂いた後に画像をメールでお送りください(メールのタイトルに【中高生WSオーディション】、本文に[お名前]を明記ください。)
メールアドレス office★tmtf.jp(★を@に変更ください)

外部サイトが開きます

②郵送の場合
〒060-0808 札幌市北区北8条西1丁3番地さつきた8・1 202号室 一般財団法人 田中記念劇場財団 北八夏休みWS宛 

『中高生演劇ワークショップ』についてのお問いわせは以下のフォームよりご連絡ください